民間向け研修事例 1.
テーマ | 女性のキャリアとリーダーシップ |
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得意先 | A社(自動車製造業) |
1. ご依頼の経緯
1-1. 課題認識
・入社3年目以降の女性社員の離職率が高い。
・社内にロールモデルとなる女性社員がいないため、将来継続して働くイメージを持ちにくい。
・働く女性として、どのように周りとコミュニケーションを図ればよいかわからない社員が多い。
・女性社員が、現代社会で働く女性の「強み」を理解し、職場での立場・役割を認識する必要がある。
・自分にあったキャリアビジョンを描くことで、女性社員の戦力化を図りたい。
1-2. 研修対象者
中堅女性社員より選抜
1-3. 実施期間
本研修(1日)+フォロー研修(1日) 合計2日間
2. 研修のポイント
①現代女性としての働き方を学び、自分に合った将来設計を組み立てる。
②女性が抱えうる問題(出産・育児)、介護などに対して、家庭と仕事を両立するための意欲を喚起する。
③自己を知り、他者理解を深め、感情をコントロールする方法を学ぶ。
④先輩社員を招きインタビュー形式で生の声を聴くことで、自社で活躍するイメージをもつ。
3.実施結果
キャリアに関する講義を通して、結婚したらやめようと考えていた方々からも、続ける観点に関しての前向きな意見が出てきた。特に、先輩インタビューの中での「やってみないと解らない」「起こってから悩めばいい」という言葉をきっかけに、前向きな変化が生まれた。
女性の強みに注目し、自分たちにできることを考える中で、本研修からフォロー研修までの半年の間に「各自でやれることをやってみよう」という実践課題を行った。その中で様々な成果・変化が生まれ、その事例を共有することで、女性社員全体の意識向上、変化への意欲向上、モチベーションの向上を図ることができた。
民間向け研修事例 2.
テーマ | 若年層教育(問題解決) |
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得意先 | B社(建設業) |
1. ご依頼の経緯
1-1. 課題認識
・若手のうちは問題を表面的にとらえてしまうことが多いが、もっと深く考えなければいけないことを知って
ほしい。
・問題解決が組織にとって非常に重要であることを認識し、日々の仕事に問題意識を持って取り組んでほしい。
・系統図等のツールを使い、問題解決の基本ステップに沿って考え、解決策を提案できるようになってほしい。
1-2. 研修対象者
入社4年目の方々
1-3. 実施期間
連続2日間
2. 研修のポイント
①ケーススタディを用いて、架空の状況設定の中で、問題解決の流れを体験し、基礎的な問題解決手法(パレー
ト図、系統図他)を使用し、問題解決の実践を行うことで、理解を深める。
②模範解答をみていく中で、自身の「考える力」のレベルを知り、より深く考える力が必要であるという気付き
を促す。
③自分たちの関心のあるテーマについて、問題解決の総合演習を行い、実践力を高める。
④事後課題として、各自の職場において問題解決のステップにのっとった解決案の検討、実行を行い報告書にま
とめる。報告書は講師からコメントを入れて返却する。
3.実施結果
企画時は「職場での展開は少々難しいか?」という懸念もあったが、報告書を見るとしっかりと系統図を使って原因分析を行い、解決策へとつなぐことができた。一回の研修で完璧に使いこなすことは難しいが、今後この研修で学んだ問題解決のステップ、ツールを使うことを習慣化する中で、よりよい問題解決ができるようになっていくと思われる。
報告書は講師からのコメントを付けて、上司を経由して本人へと返却した。上司の方からも部下がしっかりと考えて問題解決に取り組んでいることがわかり、職場の問題解決につながるとご好評いただいた。
民間向け研修事例 3.
テーマ | 管理者研修 |
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得意先 | C社(食料品製造業) |
1. ご依頼の経緯
1-1. 課題認識
・プレーヤーとして評価されてきた人がマネージャーになっており、自分自身で成果をあげたい人が多く、マネ
ージャーとして部門を管理し、部下を育てて成果を出す視点を強化したい。
・自部署だけでなく、組織的な視点からものごとを考え、戦略的に思考する力を強化したい。
1-2. 研修対象者
若手の課長の方々
1-3. 実施期間
2日間
2. 研修のポイント
①プレーヤーからマネージャーへと意識を変革し、チームとして成果を出せるようになる
②経営的視点を強化し、視野を広げるため、戦略の基本を知り、戦略的思考を強化する
③自身のリーダーシップの特徴を知り、チームへの影響力を強化する
④客数、客単価、利益率等の関係を理解し、財務的視点から業務判断を行う力を強化する。
3.実施結果
マネジメントの基本、戦略思考、リーダーシップ等、幅広いテーマを取り扱ったが、実務的にどうするのかという視点から、事例やケーススタディ等を交えながら学んでいただくことで、受講者の皆様より「わかりやすくためになった」という評価をいただいた。特に、職場ビジョンを考える際には、自部署の会社全体の中での役割・価値について改めて考えていただくことで、組織的な視点から様々な気付きを得ていただいた。